FX が注目されている理由

かつては日本で外国為替取引業務が行えたのは国から認可を受けた銀行などに限定されていました。
しかし、1998年の外為法改正によって個人向けの取引サービスを提供する会社が次々に登場しました。

この中でも、少ない資金で大きなリターンを期待できるFX に人気が集まったのです。

現在日本がありえないほどの超低金利時代です。
いくら預けても利息はスズメの涙ほど。個人投資家はより有利な資金運用や投資先を求めていました。
FX がこれほど注目を集め始めた背景には、こういった事情があります。

FX の特徴

@ 少ない資金から始めることができる
FX は外貨そのものを取引する『現物取引』ではなく、一定額の保証金を預けて、売買による損益を保証金に加減する『保証金取引』です。
このため少ない資金から始めることができ、保証金を担保に取引することから『外国為替保証金取引(FX の正式名称)』と呼ばれています。

A 24時間取引できる
また前述の通り、外国為替市場は取引時間の定まった株式市場と違い24時間取引できるので、忙しい人でも本業の時間外にいつでも取引できるというメリットがあります。
外貨預金の取引は日本の銀行窓口の開いている朝9時から午後3時まで、しかも土日は休業なので利便性の点でも圧倒的に上です。

【用語解説】

外貨預金
銀行が取り扱う外貨建て預金のことをいう。その目的は、金利の高い外国の通貨に投資することによって金利を得ようというもの。FX とは全く別物なので注意。


B有利な為替レートや安い手数料で取引できる
また、外貨預金では、毎朝決定されるレートによって為替レートが原則的に1日中固定されますが、FX ではインターバンク市場の実勢レートを参考にレートが刻一刻と変動します。

外国為替市場は政治・経済などの要因によって1日の間に大きく上下することがあります。固定された仲値で取引すると思わぬ損害を被る可能性があり、同一日の売買では『利ざや』をとることは出来ません。
むしろ、売買手数料を差し引かれる分だけ損をすることになります。

その点FX ならば、外貨が安い時間に買い、高くなってから売ればその日のうちに利益を確定させることもできます。
逆に、高い時間に買い安くばってから売ればその日のうちに損失を被る可能性もあるので注意が必要となります。

【用語解説】

インターバンク市場
銀行間の外国為替取引市場のことをいいます。
インターバンク市場における実勢レートが外国為替取引の基本レートとなり、FX 取り扱い会社はこれを参考にして実勢に近いレートを提供している。